サーフィンの国際大会「The Open Surfing Miyazaki Series」開幕 宮崎市でオープニングパーティー
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The Open surfing MIYAZAKI SERIES
宮崎県日向市お倉ヶ浜を舞台に開幕した「The Open Surfing Miyazaki Series」第2弾、「QS3000 IBK日向プロ・WSLプロジュニア Presented by RASH」。大会3日目には、男子QS3000のラウンド64とラウンド32が行われ、次なるステージに進む16名が決定した。
この日の幕開けは、男子QS3000ラウンド64のヒート7から。地元宮崎出身の伊東李亜琉がヒート8で見事1位通過を果たし、地元ファンの期待に応えた。続くヒート13では、山本来夢が8.50のエクセレントを記録してトップ通過した。
ラウンド32では、さらなる激闘が繰り広げられた。特に注目されたのはヒート1。宮崎プロ優勝の鈴木仁、パリ五輪で5位入賞の稲葉玲王、宮崎プロジュニア2位の小濃来波、そして本郷拓弥が一進一退のデッドヒートを展開。試合は終盤まで小濃が1位、本郷が2位と安定していたが、残り2分で鈴木が魅せた。深いボトムターンから一気6.50のスコアを叩き出し、劇的な逆転で1位通過を決めた。ラウンド突破に必要なスコア5.16を狙った稲葉も、ラスト30秒で波を掴んだが、記録は4.20に留まり、悔しくもここで大会を去ることになった。
ヒート5では、宮崎プロジュニアを制したインドネシアのブロンソン・メイディがバックサイドから華麗なエアリバースを披露。シングルライドで大会最高となる9.50を記録し、圧倒的なパフォーマンスでラウンド16進出を決めた。
他にも伊東や新井洋人などの実力派サーファーが順当に勝ち上がり、次のラウンドへの期待が高まる。
大会4日目の20日は、7時がファーストコール。7時30分から競技がスタートする予定で、さらなる名勝負が期待される。