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The Open surfing MIYAZAKI SERIES
「WSL QS2,000 The Open Surfing 宮崎プロ」は27日、宮崎市木崎浜で大会2日目を迎え、男女ともにベスト8が決定した。好コンディションの中、逆転や接戦が相次ぎ、白熱の一日となった。
大会2日目も、初日に引き続き波のサイズがある好コンディションに恵まれた。男子はラウンド64ヒート13からスタートし、デッドヒートが繰り広げられた。ラウンド32のヒート5では稲葉玲王と小林桂がぶつかり、6点台を2本そろえた稲葉が1位、小林も2位で突破した。
そして迎えたラウンド32。ヒート2では地元・宮崎県出身の増田来希が、終了間際に渾身のライディングで3位から2位に躍り出て、次のラウンドへ駒を進めた。また、ヒート3では鈴木仁が稲葉を2位に抑えてトップ通過。ヒート4では渡邉壱孔が小林桂、仲村拓久未らを相手に激戦を制して1位となり、小林とともにクオーターファイナルへ駒を進めた。
女子はラウンド16が行われ、パリ五輪9位入賞の松田詩野が劇的な逆転劇を披露。ヒート4に登場した松田は、残り2分を切っても3位と苦しい展開。アドバンスまで1.31を必要とする中で焦らずにじっくりと波を待ち、残り90秒でつかんだ波で会心のワンターンを決めて6.67をマーク。計11.17で3位から1位にジャンプアップしてラウンドアップを決めた。
いよいよ明日は大会最終日。ファーストコールは7時で、7時30分から女子のクオーターファイナルがスタート予定となっている。男女の王者が木崎浜で決まる。
PHOTO by Kenji Sahara